Claude Codeで毎日使うコマンドTop5
ツール工房.aiのツールは全部 Claude Code で作っています。最初は「AIに頼む = プロンプトを書く」くらいの理解でしたが、使い込んでいくうちに「この使い方が手に馴染んできた」という操作がいくつか出てきました。
今回は工房主が毎日のように使っているコマンド・パターンを5つ、さらっと紹介します。技術系の解説記事ではなく「こういう使い方してますよ」というメモ的な記録です。
1. /clear — 混乱したらリセット
会話が長くなってくると、Claude がだんだん文脈を持ちすぎてきます。「さっきこういう設計にした」「前にこのファイルを変えた」という蓄積が増えてきて、新しい指示が期待どおりに伝わらなくなることがあります。
そういうときは /clear を打って会話履歴をリセット。また新鮮な状態から話しかけます。
最初はリセットすることに少し罪悪感がありました(「せっかく積み上げた文脈が消えてしまう」)。でも今は逆で、「こんがらがってきたら早めにクリアする」が原則になっています。ぐるぐる悩んだ30分より、クリア後の5分の方が解決が早いことがほとんどです。
2. エラーをそのまま貼る
コードが動かないとき、ターミナルに出てくるエラーメッセージをそのままコピーして貼り付けます。「エラーが出ました」だけで送るより、文字になって出力されているエラーをそのまま渡す方が圧倒的に早い。
以前は「なんかうまく動きません」「deploy に失敗しました」という言葉だけで伝えていましたが、エラーログをそのまま貼る方が Claude が原因を特定するのが断然速い、とわかってからは毎回これです。
ログが長い場合も、長いまま貼ります。「長すぎるかな…」と削る必要はほとんどありません。
3. 「まず計画を教えて、実行は待って」
新しいファイルを作ったり、大きな変更をするとき、いきなり「やってください」と伝えると、予期しない場所まで書き換わることがあります。
そこで大きな変更の前には「まず何をどう変えるか教えて。実行はまだしないで」と一言添えるようにしました。Claude が「こういう手順でやります」と説明してくれるので、「それでOK」と伝えてから着手してもらいます。
小さな修正ならこのステップは省きますが、新機能の追加やファイル構成の変更には毎回やっています。事前に方針を確認できると、「なんか違う方向に行ってしまった」のリカバリーにかかる時間がかなり減りました。
4. /undo — 気に入らなかったら即戻し
Claude が複数のファイルを書き換えた後で「あ、ここは元の方が良かった」と思ったとき、/undo を打つと直前の編集を取り消してくれます。
git で管理しているプロジェクトでは git diff で変更点を確認することもありますが、Claude Code 内だけで完結したいときは /undo が手軽です。
「なんか違う方向に行ってしまった気がするけど、どこから違くなったかわからない」という状況でも、とりあえず /undo を繰り返すことで段階的に巻き戻せます。
5. ファイル名を明示する
「ホテル検索のUIを直してほしい」よりも「src/pages/hotel-search.astro の○○部分を直してほしい」という形で、ファイルパスを具体的に伝えます。
あいまいな指示でも Claude はそれらしく動いてくれますが、自分の意図と違うファイルを触ることがあります。「どこが変わったの?」と後追いで確認する時間がかかります。
最初から「このファイルのここ」と明示する習慣をつけてから、「意図しない場所が変わってしまった」ということがほとんどなくなりました。ファイル構造を自分で把握するモチベーションにもなっています。
まとめ
どれも「こうした方が早い」「こうした方が間違いが少ない」という経験から自然に身についたものです。特別な技術知識がなくても実践できるものばかりなので、Claude Code を使いはじめている方の参考になれば。
次回は、Claude Code を使っていても全部自分でこなさなければならなかった アフィリエイト申請 の話を書きます。
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