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ホテル検索に「行き先が決まっていなくても探せる」ページを作った話

公開: 2026-05-26 · #38 / 最終更新: 2026-05-26 ホテル検索個人開発感想

📌 記事の取り扱いについて:本記事は公開当時の体験・気づきをまとめたものです。現在のツール数・プラン数・対象年齢・記事数・仕様とは異なる場合があります。最新の内容は各ツールページをご確認ください。ツールや外部サービスの仕様・料金は変更されることがあるため、利用前には各公式情報も併せてご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。

ホテル検索ツールを公開してからしばらく経ちました。自分では気に入っているのですが、正直なところ、初めて触った人にこのツールの良さがうまく伝わっていない気がしていました。

トップページを開くと、条件を入力する欄がずらっと並んでいて、「で、何ができるの?」が一目では掴みにくい。自分で作った本人はどこをどう触ればいいか分かっているけれど、初めての人はそうじゃない。この溝をどうにかしたいと思って、ガイドページを作ることにしました。

伝えたかったのは「行き先を決めなくていい」ということ

ホテルを探すとき、ほとんどの予約サイトでは最初にエリアを選びます。「箱根」とか「熱海」とか、行き先が決まっている前提で作られています。

でも実際に宿を探し始めるタイミングって、「なんとなく温泉に行きたいな」「車で2時間くらいのところがいいな」くらいの段階であることが結構多い。行き先が決まっていないのに、エリアを選ばないと先に進めない。あの不自由さをずっと感じていました。

私のホテル検索ツールは、エリアを選ばなくても条件だけで全国を横断して探せます。「温泉あり」「車で2時間以内」と入れれば、箱根も軽井沢も草津も那須も、全部まとめて出てくる。エリアをまたいで比較できるのが、楽天トラベルで直接探すのとの一番大きな違いです。

ガイドページのタイトルは「行き先が決まっていなくても探せるホテル検索」にしました。これが一番伝えたかったことだったので。

楽天トラベルのデータを使っているけれど、探し方が違う

よく聞かれそうなのが「楽天トラベルで直接探せばいいんじゃないの?」という疑問です。

たしかに、データは楽天トラベルの公式データを取りに行く入口から取得しています。宿の情報も口コミ評価も楽天トラベルのものです。最終的に予約するのも楽天トラベルです。

ただ、探し方が違います

楽天トラベルではエリアを一つ選んで、そのエリアの中で条件を絞り込んでいく流れです。箱根の宿と軽井沢の宿を同時に見比べることはできません。

私のツールでは、全国37,000軒以上の宿を条件だけで一括検索して、結果を一つの画面にまとめて表示します。「部屋が40㎡以上で、口コミ評価が高くて、温泉がある宿」を全国から拾い上げて、東京駅からの所要時間順に並べる、みたいなことができます。

所要時間も、新幹線・車・飛行機それぞれで自動計算されるので、「新幹線で3時間以内」と条件を入れれば、関東近郊から東北・北陸あたりまで、エリアを意識せずに候補が並びます。

この「エリアの壁を取り払って、条件だけで横断する」部分が、楽天トラベルで直接検索するのとは根本的に違うところです。ガイドページではそこを丁寧に説明しました。

「いい宿を探す」モードの話

ガイドページを作るのと同じタイミングで、「いい宿を探す」というモード切替ボタンも追加しました。

ホテル検索ツールは条件を細かく設定できるのが強みなのですが、裏を返せば、初めて使う人にとっては「何をどう設定すればいいか分からない」という壁になります。

「いい宿を探す」ボタンを押すと、部屋サイズ40㎡以上・口コミ評価4以上・温泉ありといった「ハズレを引きにくい条件」がまとめてセットされます。とりあえずこれで検索してみて、結果を眺めながら条件を調整していく、という使い方ができるようにしました。

「最初の一歩が軽くなる」ことを狙った機能です。全部を自分で考えなくても、いい感じの出発点を用意しておく。

条件プリセットも置いてみた

ガイドページには、よくありそうな探し方をプリセットとして並べました。

「車で2時間以内×温泉」「新幹線で3時間以内×温泉」「北関東×高評価」など、ボタン一つで検索条件がセットされて、そのまま結果が見られる仕組みです。

「こういう探し方ができますよ」という具体例をいくつか置いておくだけで、ツールの使い方がぐっと伝わりやすくなる手応えがありました。説明文を長々と書くより、「とりあえず押してみて」のほうが早いことは多い。

使ってみてほしい

ガイドページを作ったのは、結局のところ「使ってもらえないと意味がない」という気持ちからでした。

機能を増やすことに夢中になりがちですが、どんなに便利なものを作っても、初めて来た人が「何ができるか」を5秒で掴めなければ、そのまま閉じられてしまう。そういう当たり前のことを、公開してしばらく経って改めて感じました。

ホテル検索ガイドページ、よかったら覗いてみてください。「なんとなく温泉に行きたい」くらいの気持ちで触ってもらえたら嬉しいです。


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