サイトを置く場所をひとつにまとめた話
このサイトとその下にある複数のツールは、すべて同じ会社のサイトを置いておく場所にまとめて置いています。具体的には Cloudflare Pages というサービスです。
最初に選ぶときは、いくつか候補がありました。Vercel、Netlify、GitHub Pages。どれも「サイトを置く場所」としての選択肢です。
色々試しに触ってみて、最終的に一つにまとめることにしました。今日はその選び方の話を書きます。
個人開発でいちばん効くのは、固定費が増えないこと
正直に言うと、いちばんの決め手はお金でした。
個人でサイトを複数運営していると、ひとつひとつのサービス代は小さくても、積み重なると地味に効いてきます。
今使っている範囲では、個人ブログや小さなツールサイトなら無料枠に収まりやすく、複数サイトを動かしていても今のところ追加費用は出ていません。
他の候補も無料の枠はあるのですが、長く続けていくと「そのうち有料が必要になりそう」な気配を感じる部分がありました。長期前提だと、ここは結構大きい違いに感じます。
周辺のサービスが同じ場所にあるのが便利
もう一つ大きかったのが、サイトを置く場所だけでなく、ちょっとした裏側の仕組みがひと所に揃っていることでした。
たとえば、ネット上の小さなメモ帳のような保管場所。裏側でちょっと動いてくれる仕組み。メール関係を任せられる仕組み。どのドメインがどこにあるか教える仕組み。これらが一つのアカウントの中に全部あります。
新しいツールを作るときに「データを少しだけ保存したい」「ちょっと裏側で動かしたい」と思っても、別のサービスにいちいちアカウントを作らずに済む。これがテンポよく作る上ですごくありがたいのです。
公開までが速くて、待たされる感じがない
実際に使っていて気持ちいいのが、修正を反映するときの速さです。直して送り出してから、公開サイトに反映されるまで数分以内に終わります。
「あれ、まだ反映されない?」とソワソワする時間がほとんどありません。
今のところ、公開したサイトが想定外に長時間止まる、ということにも遭遇していません。地味ですが、これも安心して任せられる理由のひとつです。
他の選択肢が悪いわけではない
念のため書いておくと、他の候補が劣るわけではありません。
Vercel は別の道具と組み合わせるならスムーズですし、プレビューの体験は一段練られている印象です。ドキュメントの量も豊富です。
ただ私の場合は、複数のサイト・複数のアドレスの最初の部分・小さな裏側の仕組みをたくさん組み合わせる構成だったので、周辺の仕組みまでひと所に集約できるほうが向いていました。
何を作るか、どれくらいの規模かによって正解は変わると思います。
知っておくと焦らない小さな注意点
しばらく使ってみて気付いた、ちょっとしたクセもあります。
たとえば、存在しないページを開いてもトップページが表示されてしまうことがあります。なので「ちゃんと公開できたかな?」を確認するときは、応答の合図だけでなく、中身の文字列まで見たほうが安心です。
あと、1ファイルあたりの大きさに上限があります。大きなデータを置きたいときは、ファイルを分けるなどの工夫が必要です。
どれも「知っていれば困らない」レベルですが、最初に踏むと焦るので、新しいサイトを立ち上げるときの注意リストに残してあります。
アドレスの追加がラク
このサイトはツールごとにアドレスの最初の部分を分けて運営しています。たとえばホテル検索とお金診断は、別の入口を持っています。
新しい入口を作るときの手順が、同じ場所の中で完結するのもラクです。新しいプロジェクトを立てて、アドレスを紐付けるまでがひと流れで終わる。
これは複数サイトを長く続ける身にとって、地味だけど効いてくる利点でした。
やってみての感想
総じて、今の選択は**「個人で複数サイトを長く続ける」用途と相性がいい**と感じています。
サイトを置く場所だけを単独で比べたら、もっと魅力的な候補もあるかもしれません。でも周辺の仕組みまで含めて「個人開発の道具一式」と見ると、ひと所にまとまっているのは想像以上に楽でした。
派手さよりも、地味な手間の少なさ。長く続ける前提なら、ここに価値が出るのだなと実感しています。
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