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ホーム画面に追加して使えるようにしたら、直しても古いまま問題に悩んだ話

公開: 2026-06-28 · #72 / 最終更新: 2026-06-28 PWAキャッシュ個人開発失敗談

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ツール工房のいくつかのツールは、スマホのホーム画面に追加すると、アプリのように一画面で開けるようにしています。毎回ブラウザでURLを打たなくていいので、自分でも気に入って使っている形です。ところが、この「ホーム画面に追加して使う」形にしてから、しばらく頭を抱える現象がありました。

サイトを直したのに、手元では古いまま

ツールの見た目を直して反映したあと、自分のスマホで確認すると、なぜか前のままの画面が出てくるのです。パソコンのブラウザで開くと新しくなっているのに、ホーム画面から開いたほうだけが古い。最初は「反映に失敗したのかな」と何度も入れ直したのですが、何度やっても手元のスマホだけが追いついてきません。

しばらくは原因が分からず、見当違いのことばかり試していました。反映のやり方が悪いのかと何度もやり直し、それでも駄目で、スマホを再起動してみたり、ホーム画面のアイコンをいったん消してから入れ直してみたり。アイコンを消して入れ直すと新しくなるので、「一応これで直せはする」と分かったものの、見に来てくれた人みんなに「一度消して入れ直してください」とお願いするわけにもいきません。根っこを直さないとどうにもならないな、というところでようやく腰を据えて原因を探り始めました。

困ったのは、これが自分だけでなく、見に来てくれた人の端末でも起きうる、ということでした。せっかく直した不具合が、相手の画面では直っていない。これはまずいなと感じました。

原因は「前に見た中身を手元にためる仕組み」だった

調べてもらって分かったのは、ホーム画面に追加して使う形では、表示を速くするために「前に見たページの中身を手元にためておく」仕組みがいっしょに動いている、ということでした。二回目以降はその控えをさっと出すので、起動が速く感じられます。

便利な反面、サイトを新しくしても、手元の控えが残っていると、そっちが先に出てしまう。私が見ていた「古いまま」は、まさにこの控えが入れ替わっていなかったせいでした。速さと引き換えに、更新が届きにくくなる、という落とし穴があったわけです。

「新しくなったら古い控えを捨てる」を入れた

直し方としてお願いしたのは、ざっくり言うと「新しい中身が用意できたら、古い控えはためらわず全部捨てて入れ替える」という動きを足すことでした。

具体的には、新しい版が立ち上がるときに、前にためてあった控えを一通り消してから、最新の状態に切り替える。こうしておくと、私がサイトを直すたびに、次に開いたときには古い控えが残らず、ちゃんと新しい画面が出るようになりました。実際に自分のスマホで何度か試して、直したことがその場で反映されるのを見て、ようやく安心できました。

あわせて、入力の送信に関わる部分や、パスワードで守っている管理用のページは、そもそも控えをためない対象から外しておきました。ここを控えてしまうと、別のややこしい問題につながりそうだったからです。

速さと新しさは、放っておくと両立しない

この一件で印象に残ったのは、「速くする工夫」と「いつも最新を見せること」は、何もしないと案外けんかする、ということでした。控えをためれば速くなるけれど、ためたままだと古さが居座る。その間を取り持つために、「区切りで控えを捨てる」というひと手間がいるのだと知りました。

ホーム画面に追加して使える形は、自分でも便利で気に入っているぶん、こういう裏側のクセも一つずつ覚えていかないといけないんだな、と感じています。次に似た仕組みを足すときは、最初から「更新がちゃんと届くか」を確かめる手順を組んでおこうと思っています。

(このとき裏側で何を直したのか、控えのため方や取り直しのルールをどう組み直したかは、後日あらためて ホーム画面に置くサイトの更新まわりを組み直した話 に整理しました。)


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