Cloudflare無料枠で個人サイトを動かす話
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本記事は公開当時の体験・気づきをまとめたものです。現在のツール数・プラン数・対象年齢・記事数・仕様とは異なる場合があります。最新の内容は各ツールページをご確認ください。ツールや外部サービスの仕様・料金は変更されることがあるため、利用前には各公式情報も併せてご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。
ツール工房.aiは、ドメイン代(年2千円弱)以外、サーバー側の運用にお金がかかっていません。現時点では、ツール工房.ai の規模だと、ホスティングもデータ保存もメール通知も Cloudflare の無料枠の範囲内で運用できています。
…ただし正直に書いておくと、Claude Codeの利用料は別途かかっています。執筆当時は勢い余って月200ドルのプランに課金していました。当時の為替では、月200ドルは日本円で数万円規模の支出でした(追記:その後、自分の使い方には少し重いと感じて、月100ドルのプランに下げて落ち着きました。その後また使い方が変わり、いまは月200ドルに戻しています)。なので「完全に0円で動いている」と胸を張って言えるわけではありません。「サイトを動かすお金」はほぼゼロ、「次のツールを作るお金」にはしっかり払っている、という分け方が実態に近いと思います。なお料金プランや為替は変動するため、最新の正確な額はClaude公式等でご確認ください。
その仕組みはと言うと、白状すると、それぞれの機能がどう動いているのかは自分でもよく分かっていません。Claude Codeに作業を任せていたら、気がついたらCloudflareの管理画面の中にいろいろな機能が並んでいた、というのが実態に近いです。
サーバー代がゼロ、という最初の驚き
ツールを公開しようと思ったとき、漠然と「サーバーって月数千円くらいはかかるんだろうな」と思っていました。素人感覚で「まずレンタルサーバー契約しないと」みたいな雰囲気を勝手にイメージしていたわけです。
ところがClaude Codeに「Cloudflare Pagesに乗せましょう」と言われ、言われるがままに設定したら、気がついたらサイトが世界中からアクセスできるようになっていて、しかも0円でした。「え、これでいいんだ?」というのが最初の感想です。
その後、ツールを増やすたびに新しいCloudflareの機能が増えていきました。ホテル検索の裏側、○×トラッカーのデータ保存、ウィッシュリストフォームのスパム対策、週1回のメール通知…と、用途が増える一方ですが、少なくとも現時点では、Cloudflare側の月額請求は0円で収まっています。
何が動いているのか、ふんわりした把握
完全に「分からない」と書くと無責任なので、ぼんやり把握している範囲 で書いておきます。
- Pages:サイト本体を置いている場所。レンタルサーバーの代わり、らしい
- Workers:ちょっとしたプログラムを動かす場所。ホテル検索の裏側でなにかしてくれている
- KV:データを保存しておく場所。○×トラッカーの記録がここに入っている
- Email Routing / メール機能:届いたメールの転送と、自分宛ての通知メール送信(私の設定では通知先を事前に確認した自分のアドレスに固定していて、一般向けのメール配信には使っていません)
- Web Analytics:アクセス解析。Cookie を使わないタイプのアクセス解析らしい
- Turnstile:ウィッシュリストフォームのボット対策
実はこうやって書き出している内容自体、Claude Codeに「いま何使ってるんだっけ?」と聞いて教えてもらいながら整理しました。自分の頭の中で設計図として説明できるかと言われると、できません。
「分からないけど動いている」状態へのもやもや
正直、この状態には少しもやもやした気持ちもあります。動いている裏側を自分で説明できないというのは、何かトラブルが起きたときに対応できないかもしれない、という不安と表裏一体です。
一方で、「全部わかってから始める」を待っていたら、私は一生何も公開できなかったとも思います。プログラミング言語が読めない人間が、いきなりサーバー設計から学ぶのは現実的ではない。だったらまず動かしてみて、動いている状態のうえで必要に応じて少しずつ理解していく、で当面はいいのかなと最近は思っています。
サーバー側がほぼ0円、というありがたさ
Claude Codeの月額利用料は別腹として、サイトを動かす側のコストはドメイン代だけ、という事実は単純にありがたいです。冒頭で書いた通り「次のツールを作るお金」と「サイトを動かすお金」を分けて考えると、後者はほぼゼロで済んでいます。
もし「個人でツールを作って公開したいけど、サーバー代がネックで踏み切れない」と感じている人がいたら、小規模な個人サイトならCloudflareの無料枠内に収まりやすい、というのは伝えたいことの一つです。仕組みは正直よく分かっていなくても、Claude Codeのような相棒(しかも勢い余って課金した相棒)がいればなんとかなる、というのが今の実感です。
ちなみに Cloudflare の無料枠も無制限ではありません。Workers / KV / Pages にはそれぞれ「1日あたりのリクエスト数」「KV の読み書き回数」「保存容量」などの上限があります。無料枠を超えると、一部の処理がエラーになったり、有料プランの検討が必要になったりする、という点は前提として書いておきます。私のサイトは現状そのライン以下で動いているので、結果として0円で済んでいる、という形です。
私自身も、これからもCloudflareの管理画面を眺めながら「これは何の機能だっけ」と聞き直し続ける気がします。
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