ツールが増えすぎて迷子になったので、全部を1画面に並べる「日常ツール」を作った
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作った本人が迷子になりました
ツールを作るのが楽しくて、気づけば公開しているものが13個になっていました。ホテル検索、お金診断、スマホ料金、子連れのおでかけ地図、買い物の単価比較……。ひとつずつは気に入っているのだけど、困ったことが起きました。どこに何があるか、作った私自身が分からなくなってきたのです。
URLはツールごとにバラバラで、ブックマークは増える一方。家族に「あれどこだっけ?」と聞かれて、即答できないことが何度かありました。作った本人が即答できないのだから、使う側はもっと困っているはずです。
発想は「スマホのホーム画面」そのもの
どうまとめるか考えて、答えはすぐ目の前にありました。スマホのホーム画面です。アイコンが並んでいて、タップすれば開きます。あれ以上に分かりやすい形を私は知りません。
以前作った自分用の日常ツールポータルは、画面の中でツールを切り替える形でした。今回はもっと単純で、全部の公開ツールをアイコンで1画面に並べただけのページです。名前は「日常ツール」です。スマホなら4列でアイコンが並び、タップすればそのツールに飛びます。ログインも登録も要りません。
アイコンと名前だけだと初めての人には分かりにくいので、「ⓘ 各ツールの説明を見る」を押すと、各アイコンの下に一言説明が出るようにしました。普段は説明を隠しておけるので、画面はすっきりしたままです。
ホーム画面に追加すれば「1アイコン」で全部
このページの本領は、スマホのホーム画面に追加したときに出ます。追加すると「日常ツール」というアイコンがひとつ増えて、そこを開けば公開ツールが全部いつでも目の前に並びます。ツールごとにブックマークを並べる必要がなくなって、家族のスマホもアイコン1個で済みます。
ホーム画面への追加のしかたは、iPhoneとAndroidで手順が違います。そこで使い方ガイドのページも一緒に作りました。1アイコンにまとめる方法のほかに、よく使うツールだけを単体でアプリ化する方法や、いっしょリストを家族と共有する手順も載せています。家族に口頭で説明するのが大変だったので、「このページを見て」で済むようにしたかったのです。
保守の工夫:新しいツールは「1か所直すだけ」
作りながら一番こだわったのは、実は見た目ではなく保守のほうです。私のことだから、ツールはこれからも増えます。増えるたびにあちこち直すのはまず続きません。
なので、ツールの一覧はページの中のデータの並びとして1か所にまとめてあります。新しいツールができたら、そこに名前・アイコン・URLを1件書き足してサイトに反映するだけ。それで、このページを開いた画面に新しいアイコンが並びます(前の表示が残っている場合は、読み込み直しが必要なこともあります)。家族のスマホを1台ずつ触って回る必要はありません。コードの中にも「新ツールはここに1件足す」とコメントを書いておきました。未来の私への置き手紙です。
このあたりの作りはAIと詰めました。「あとで足すのが楽な形にしたい」という要望を先に伝えておいたのが効いた気がします。
使ってみて
それまでホーム画面に置いていたツールごとのアイコンは、自分で外しました。残ったのは「日常ツール」のアイコンひとつ。これが想像以上に気持ちいいです。
家族のスマホにも同じアイコンを入れました。「あれどこだっけ?」への答えが、全部「日常ツールの中」で済むようになりました。説明の手間が減ったのは、作った効果として一番大きいかもしれません。
地味なツールだと思います。中身は「並べただけ」です。でも、道具が増えてきたときに効くのは、新しい道具よりも道具箱なのだと実感しました。散らかった机を片付けたときの気持ちよさに近いです。次のツールを作ったら、また1件書き足すだけ。その軽さが、次を作る腰の軽さにもつながっています。
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