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正常なページを「壊れている」と診断しかけました。悪かったのは確認のやり方でした

公開: 2026-08-22 · #127 / 最終更新: 2026-08-22 個人開発失敗談点検ふりかえり

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中身が空で返ってきました

家族用のツールをまとめたページを直したあと、ちゃんと出ているかを確かめました。ページの中身を取ってきて、意図した文字が入っているかを見る、いつものやり方です。

返ってきたのは、空っぽでした。

一瞬で嫌な汗が出ました。直したばかりです。何かを壊したに違いない。急いで直前の変更を見直し、書き方を疑い、置いたファイルの名前を確かめました。どこにも問題は見つかりません。

転送されていただけでした

しばらく悩んで、念のためブラウザで同じページを開いてみました。普通に表示されました。

そこでようやく分かりました。このページは、少し違う書き方のURLで来た人を、正しいURLへ転送する作りになっていました。私が使った確認のやり方は、転送されたら、その先まで追いかけない設定のままでした。だから「転送します」という返事だけを受け取って、中身は空、という結果になっていたのです。

追いかける指定を足したら、ちゃんと中身が返ってきました。壊れていたのはページではなく、私の確認方法でした。原因が分かるまでのあいだ、ずっと見当違いの場所を調べていたことになります。

道具の癖を知らないと、健康なものを病気にします

これは自分でも笑ってしまったのですが、私はこの間ずっと正常なものの原因を探していたわけです。存在しない病気の原因を探しているのだから、見つかるはずがありません。

こわいのは、あのまま「壊れている」と結論していたらどうなっていたか、です。おそらく、直す必要のないところを直し始めます。触れば触るほど、本当に壊れる確率は上がります。直す必要のないところに手を入れるのが、いちばん危ないのだと思いました。

「変だ」と思ったら、まず人と同じやり方で開きます

以来、確認していて妙な結果が出たときは、まず自分でブラウザから開くようにしました。利用者と同じ入り方をしてみて、そこで大きな問題が見えなければ、ページだけでなく、確認のやり方のほうも疑います。

機械での確認は速くて助かります。ただ、機械は「私が指定した条件で見た結果」しか返しません。指定が目的に合っていなければ、期待とは違う結果を堂々と返してきます。そして機械は、その指定が目的に合っていないとは言ってくれません。

結果がおかしいときは、対象を疑う前に、測り方を疑う。 今回はそれを、汗をかきながら覚えました。

もうひとつ、判断の目安も決めました。「直したばかりの場所が、直後に、まったく別の壊れ方をする」ときは、測り方のほうがおかしいことも多い。 今回がまさにそれでした。文字を少し直しただけなのに、中身が丸ごと空になる。落ち着いて考えれば、原因と結果の大きさが釣り合っていません。もっとも、小さな直しがページ全体を壊すことも実際にはあるので、決めつけずに対象と測り方の両方を見ます。あわてているときほどこの違和感を飛ばしてしまうので、目安として言葉にしておくことにしました。

ちなみに、この確認のやり方は他のツールでも同じように使っています。同じ勘違いを別の場所でやらないよう、これからは転送先まで追いかける指定を入れて確かめることにしました。一度踏んだ落とし穴は、埋めておかないと、忘れた頃にまた踏んでしまいそうです。


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