データを直して満足していたら、公開ページには3週間出ていませんでした
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直したはずの価格が、古いままでした
子育てグッズの比較表を見直していて、血の気が引きました。前に確認して直したはずの価格が、公開されている表では古いままだったのです。
手元の元データを開くと、ちゃんと新しい価格になっています。直した記録も残っています。なのに、画面に出ているのは古い値。2件ぶん、長いものは3週間そのままでした。
「直した」と「出ている」の間に、一工程ありました
原因は、この表の作り方にありました。
この比較表は、手で書いているわけではありません。元データを読み込んで、表の形に組み立てて出力する、という作り方をしています。つまり元データを直しただけでは、表は何も変わりません。組み立て直して、サイトに反映して初めて、新しい値が画面に出ます。
自分で作った仕組みなので、頭では分かっています。分かっていたのに、やっていませんでした。
理由ははっきりしていて、元データを直した時点で「終わった」気になっていたからです。価格を公式サイトで確かめ、その時点の値を突き止め、データに書き込む。ここまでが大変なので、書き込んだ瞬間に達成感が来ます。その後に控えている「組み立て直す」は、手間としてはコマンド一つなのに、達成感の外側にありました。
危ないのは「間違い」ではなく「未反映」でした
考えてみると、この状態はなかなか厄介です。
間違った値が入っているなら、点検で見つかる可能性があります。でも今回は、元データは正しいのです。データだけを見て突き合わせる点検では、何の異常も出ません。異常があるのは「元データと画面の間」だけで、そこを見ている人が誰もいませんでした。
しかも、私の記録上は「価格を直した」と残っています。次に同じ箇所を疑ったとき、その記録が「もう直したはず」と自分を安心させてしまう。自分の記録が、自分の目を曇らせるという状況です。
手順を一続きにしました
対処は、気をつけることではなく、手順を変えることにしました。データを直したら、その場で組み立て直して、公開されているページの文字で確かめるところまでを一続きにする。ここまでやって、初めて「直した」と記録します。
やってみると、追加でかかる時間は数分でした。数分をケチっていたせいで、確認した時点の価格が公開ページに出ていなかったのだから、割に合いません。
作ったものが増えると、「直す」と「出る」の間の工程は、あちこちに増えていきます。作った本人だけが知っている段差です。自分で作った段差ほど、自分でつまずく。 これは他の仕組みでも起きていそうなので、そのうち一度、全部の「作り直しが要る場所」を書き出しておこうと思いました。
ついでに白状すると、気づき方も格好のいいものではありませんでした。まったく別の用事でこの表を組み立て直したら、自分が触っていないはずの価格が2件、勝手に動いたのです。一瞬ひやりとして素性を調べたら、過去の私が直して、組み立て直さないまま置いていった分でした。
つまり発見したのではなく、踏んだのです。組み立て直しをさぼると、そのツケは「後日、無関係な作業の最中に、身に覚えのない変更」という一番気持ちの悪い形で回ってきます。あれ以来、身に覚えのない変化が出たら、まず過去の自分を疑うことにしています。
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