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更新を届ける仕組みが効きすぎて、初めて来た人の画面まで読み込み直していました

公開: 2026-08-27 · #132 / 最終更新: 2026-08-27 個人開発失敗談PWAスマホ運用

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開いた直後に、もう一度読み込まれます

おでかけ先を地図で探すツールを開いたとき、妙な挙動に気づきました。一度表示されたあと、間を置かずにもう一度読み込みが走るのです。

体感としては、開く→一瞬表示される→画面がちらつく→もう一度読み込み、という流れです。使えないわけではありません。ただ、もたつくし、なにより気持ちが悪い。

原因は、以前の自分が入れた対策でした

心当たりはありました。以前、このツールをホーム画面に置ける形にしたときに、直しても古い画面が出続けるという問題にさんざん悩まされたことがあります。そのときに、更新があったら確実に新しいほうを見てもらえるよう、裏側の部品が入れ替わったタイミングで画面を読み込み直す、という対策を入れていました。

今回の犯人は、それでした。

問題は、その「部品が入れ替わったタイミング」が、初めて訪れた人の場合にも成立してしまうことでした。初めての人には、そもそも入れ替える前の部品がありません。何もない状態から部品が用意されるのですが、仕組みから見れば、それも立派な「入れ替わり」です。結果として、初めて来てくれた人にまで、意味もなく読み込み直しをさせていたことになります。

自分では「更新したときだけ効く安全策」のつもりでした。実際には、いちばん大事にしたい初めての人に、いちばん余計なものを配っていました。

条件を絞ったら、静かになりました

直し方は、対策を捨てるのではなく、効く場面を狭めることにしました。

ひとつは、部品が初めて用意されたときは読み込み直さないこと。何もなかったところに置かれただけなので、新しいも古いもありません。

もうひとつは、読み込み直すのは、開いてから数秒のうちだけにすること。ページを開いてすぐなら、読み込み直されても違和感は小さいです。逆に、しばらく操作したあとに勝手に読み込み直されるのは最悪です。書きかけの操作が消えかねませんし、何が起きたか分かりません。「遅れて届いた更新は、次に開いたときに反映されればいい」と割り切りました。

直したあとに開き直すと、読み込みは一度きり。当たり前の動きが返ってきただけなのに、やけに嬉しかったです。

ちなみに、この読み込み直しの場面を絞ったことで「更新がすぐ届かない」場面は増えます。そこは割り切りました。私のツールは、その場で急いで最新版を見なければ困るようなものではありません。何を捨てるかを決めておくと、こういう判断が速くなるというのは、作り続けていて少しずつ分かってきたことです。

学び・全員に効く仕組みは、副作用も全員に届きます

反省点は、対策を入れたときに「効いてほしくない場面」を書き出していなかったことです。

「更新を確実に届けたい」という目的だけを見て、それが叶う仕組みを入れました。その仕組みが他にどんな場面で発動するかは考えませんでした。全員に効く仕組みというのは、裏を返せば、副作用も全員に届くということです。

そして今回もまた、画面にエラーはひとつも出ていませんでした。私が自分で開いて「なんか変だな」と思わなければ、そのままだったと思います。自分の作ったものを、利用者と同じ入り方で開いてみる。地味ですが、これに勝る点検は今のところ見つかっていません。


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