← 制作記一覧へ

商品ページと取扱説明書で、使える時期が食い違っていました

公開: 2026-09-10 · #146 / 最終更新: 2026-09-10 個人開発子育てグッズデータ整備比較表

📌 記事の取り扱いについて(公開当時の内容を含みます — タップで詳細)

本記事は公開当時の体験・気づきをまとめたものです。現在のツール数・プラン数・対象年齢・記事数・仕様とは異なる場合があります。最新の内容は各ツールページをご確認ください。ツールや外部サービスの仕様・料金は変更されることがあるため、利用前には各公式情報も併せてご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。

どちらも公式なのに、書いてあることが違いました

抱っこ紐の比較表を見直していたときのことです。ある製品の「いつから使えるか」の記載が、どうも噛み合いません。

商品ページの説明に添えられている文言では、かなり早い時期から使えるように読めます。ところが、同じメーカーが出している取扱説明書を開くと、もっと後の時期からと書かれていました。

どちらも公式です。片方が誤植か、書き方の粗さか、あるいは条件の違いを省いた結果か。外からは判断できません。

ちなみに、この食い違いに気づけたのは偶然でした。商品ページだけ見て終わりにするつもりが、たまたま取扱説明書も開いてみたのです。片方しか見なければ、食い違いには気づけない。 見に行かないと分からないというのは、なかなか厄介です。

慎重なほうを採ることにしました

迷ったのは一瞬でした。この項目は赤ちゃんの体の発達に関わるものです。早すぎる時期に使えると受け取られたら、洒落になりません。

なので、外から判断がつかない間は、記載が慎重なほう——取扱説明書のほうを採ることにしました。そして表には、取扱説明書に合わせた旨の注釈も入れました。読んだ人が実際に使うときには、手元の取扱説明書を確かめてもらいたいので、そこと食い違わないほうがいい、という考えもありました。

「公式だから正しい」と思っていました

この件で、自分の中の前提がひとつ崩れました。

私はこれまで、情報の確かさを「公式かどうか」で判断していました。通販サイトの説明より公式サイト。まとめ記事より公式サイト。この順番は今も変わりません。

ただ、公式の中にも段階があるというのは、考えていませんでした。宣伝のための商品ページ、詳しい仕様のページ、そして実際に製品に付いてくる取扱説明書。同じ会社が出していても、目的が違えば書き方も変わります。そして食い違ったとき、表にどう載せるかは、載せる側が考えて決めることになります

決め方をルールにしました

その場の判断で終わらせたくなかったので、自分なりの順番を決めました。安全や、使える時期のように間違えると危ないことは、いちばん慎重な記載を採る。それ以外の仕様は、同じ製品・同じ条件の記載であることを確かめたうえで、より詳しく書かれているほうを参考にする。どちらも根拠として、どこを見たかを残しておく。

この順番があると、次に同じ状況になったときに迷いにくくなります。迷わないというのは、作業が速くなるという意味だけではなく、そのときの気分で結論が変わらないという意味でもあります。

比較表を作っていると、こういう「どちらも正しそうな情報が2つある」場面に何度も出会います。そのたびに一から考えるのは、正直しんどいです。判断のたびに悩まなくていいように、判断の仕方をあらかじめ決めておく。 今回いちばんの収穫は、その一つが増えたことでした。

それから、こういう食い違いを見つけたときは、少しだけ嬉しくもあります。表に載せる値が変わるということは、私の表が、どこかから引き写しただけのものではなくなったということだからです。同じ製品について書いている他のページと違う値になるのは、最初は不安でした。でも、自分で確かめた根拠があるなら、揃っていないことをこわがらなくていい。そう思えるようになったのは、この作業を続けてきた収穫かもしれません。


← 他の制作記を見るトップお問い合わせ