引っ越しの転送が、後始末用のファイルまで飲み込んでいました
📌 記事の取り扱いについて(公開当時の内容を含みます — タップで詳細)
本記事は公開当時の体験・気づきをまとめたものです。現在のツール数・プラン数・対象年齢・記事数・仕様とは異なる場合があります。最新の内容は各ツールページをご確認ください。ツールや外部サービスの仕様・料金は変更されることがあるため、利用前には各公式情報も併せてご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。
引っ越したあとに残る、二つの宿題
ツールのURLをまとめる工事をしたあと、古いURLの側には二つの宿題が残りました。
ひとつは、古いURLに来てくれた人を新しいURLへ送ること。これは基本的には、転送の設定で対応できます。
もうひとつが厄介でした。古いURLをホーム画面のアプリとして登録していた場合、手元には、裏で居座って画面を出す部品が残っています。放っておくと、その端末にはいつまでも古いままの画面が出かねません。なので、その部品に「もう役目は終わりです」と伝えるための小さなファイルを、古いURLの側に置いておく必要がありました。
置き場所は同じ、やることは正反対。この二つが、見事にぶつかりました。
「掃除係」まで転送されていました
設定を入れて、しばらくして確認したら、後始末がまったく進んでいません。
調べてみると、原因はあっけないものでした。転送のルールが、実際にそこに置いてあるファイルよりも先に効いていたのです。「古いURLに来たものは全部、新しいURLへ送る」と書いたのだから、私が置いた小さなファイルも当然「古いURLに来たもの」です。掃除係を呼びに行ったら、掃除係ごと引っ越し先へ送り返されていました。
正直、これは想像していませんでした。実際にファイルが置いてあるなら、そちらが優先されるのだろうと何となく思い込んでいたのです。設定と実物がぶつかったとき、どちらが勝つのかを確かめていませんでした。
直し方は簡単で、「このファイルだけは転送しない」という指定を、全体の転送ルールより上に書くだけでした。今回の設定は上から順に見ていく作りだからです。順番を入れ替えたら、小さなファイルが転送されずにそのまま返るようになり、後始末が進むようになりました。
すぐには切り替わりませんでした
もうひとつ勉強になったのが、直したのにしばらく変わらなかったことです。
転送の結果は、届くまでの途中のどこかにしばらく覚えられているようで、私が設定を直しても、覚えられている間は前の答えが返り続けます。ここでも一度あわてて、設定を見直したり、書き方を疑ったりしました。
結局は何もせずに待っているうちに、順番に正しい答えに変わっていきました。直したことと、直った結果が見えることには時間差がある。 待てばいいと分かっていれば、あわてずに済んだ話です。
このとき助かったのは、確認のたびに結果をメモしておいたことでした。「さっきは古い答え、今は新しい答え」と並べて見られると、直っていないのか、順番待ちなのかが区別できます。逆にこれをやらずに感覚だけで見ていたら、たぶん設定をもう一度いじって、話をややこしくしていたと思います。
学び・「全部」と書いたら、本当に全部でした
今回のことで身にしみたのは、まとめて指示するときの「全部」は、自分が思っているより広いということでした。
私の頭の中では「利用者が来たら転送する」でしたが、書いたのは「来たものは全部転送する」です。機械は書いたとおりにやります。例外にしたいものがあるなら、私が先に例外だと書いておかなければいけません。
引っ越しの後始末に必要なものを、引っ越しの案内で送り返してしまう。あとから思えば笑い話ですが、同じ場所で正反対のことをやるときは、順番を先に決めるというのは、これから先も何度も効いてくる教訓になりそうです。
← 他の制作記を見る | トップ | お問い合わせ