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AIに「この料金、間違ってますよ」と言われたけど、間違っていなかった話

公開: 2026-07-06 · #80 / 最終更新: 2026-07-06 スマホ料金比較AI開発ファクトチェック

📌 記事の取り扱いについて(公開当時の内容を含みます — タップで詳細)

本記事は公開当時の体験・気づきをまとめたものです。現在のツール数・プラン数・対象年齢・記事数・仕様とは異なる場合があります。最新の内容は各ツールページをご確認ください。ツールや外部サービスの仕様・料金は変更されることがあるため、利用前には各公式情報も併せてご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。

この記事で取り上げているツール 📱 スマホ料金比較 大手・サブブランド・格安SIMの料金プランを、月のギガ数で横並び比較 ツールを開いてみる →

スマホ料金を比べるツールを作っていて、いちばん気を使うのが「数字が公式と合っているか」です。各社の料金はちょこちょこ変わるので、私のツールに載っている金額が古いまま、なんてことになったら一番まずい。

そこで、AIに定期的に「公式ページと突き合わせて、ズレているところはない?」とチェックしてもらう仕組みを回しています。人間の目だけで全社ぶんを毎回見比べるのは現実的でないので、ここはとても助かっています。

「二千円以上も高すぎます」

あるとき、そのチェックがソフトバンクのあるプランについて「公式より二千円以上も高い。これは記載ミスでは」と指摘してきました。

二千円以上といえば、けっこうな差です。これは直さないと——と、危うくその場で書き換えそうになりました。

でも、いったん手を止めて、自分で公式ページを開いてみることにしました。AIが見たという同じページを、今度は私が上から下まで読んでみる。すると、料金表の下のほうに小さな注意書きがあったのです。「※この金額は、割引を適用しない場合の料金です」と。

割引の前と後を、取り違えていた

からくりはこうでした。スマホの料金には「割引を引く前の金額」と「割引を引いたあとの金額」の二つが、同じページに並んで書かれていることがよくあります。

AIは、このうち「割引を引いたあとの安い金額」を本来の料金だと思い込み、それと私のツールに載っている「割引前の金額」を見比べて、「二千円以上も高いぞ、間違いだ」と判断していたのです。つまり、私のツールの数字は合っていて、取り違えていたのはAIのほうでした。

公式ページは、人間が見れば色や文字の大きさで「こっちが割引後ですよ」と分かるように作られています。でも、そういう見た目の手がかりは、文字だけを追うAIには伝わりにくいらしい。だから割引の前と後を、すんなり取り違えてしまうことがあるようです。

「数字を変えるときは、必ず自分の目で」

この一件で、ひとつ自分の中でルールを決めました。料金の数字を変えるときは、AIの指摘だけを理由に書き換えない。必ず公式ページを自分の目で開いて、注意書きまで読んでから直す。

誤解しないでほしいのは、AIのチェックが役に立たない、という話ではないことです。むしろ逆で、「ここ、確認したほうがいいですよ」と引っかけてくれる働きは、ものすごくありがたい。全社を見張る目としては、これ以上ないくらい頼りになります。

ただ、最後に「この数字でいきます」と決めるところは、人間がやらないといけない。とくにお金の数字は、間違えると見た人に直接迷惑がかかります。「指摘してもらう」のと「鵜呑みにする」のは別の話で、その線引きを自分の中に持っておくことが、こういうツールを続けるうえで大事なんだなと感じました。

便利な道具ほど、つい言われたとおりに動きたくなる。でも、最後のひと手間として自分の目で確かめる癖は、手放さないでおこうと思っています。


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