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「あと何日?」と聞かれるたびに数えていたので、家族で見られる記念日カウンターを作った

公開: 2026-07-08 · #82 / 最終更新: 2026-07-08 個人開発家族記念日PWA

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この記事で取り上げているツール 🎂 あと何日 誕生日・記念日・生後日数を家族で共有してカウントできるツール ツールを開いてみる →

「あと何日?」に毎回カレンダーを開いていた

わが家では「誕生日まであと何日?」という会話がよく出る。誕生日だけでなく、結婚記念日、楽しみにしているおでかけの日。そのたびに私はカレンダーアプリを開いて、指で数えていた。

数えるくらいならすぐできる。でも「家族みんなが、いつでも同じ数字を見られる場所」は意外とない。カレンダーの共有機能は設定が面倒だし、そもそも知りたいのは予定の一覧ではなく「あと何日か」というひとつの数字だ。それなら専用の画面を作ってしまおう、と思って作ったのが「あと何日」( https://kinen.tool-koubou.com )だ。

URLを送るだけで、家族と同じ画面になる

一番こだわったのは共有の手軽さだ。アプリのインストールも会員登録もいらない。記念日帳を作ると専用のURLができて、それを家族に送るだけで、相手も同じ記念日帳を見たり編集したりできる。

名前を入れる場面はあるけれど、これはログインではなく「誰が追加・編集したか」が履歴に表示されるためのニックネームで、あとから変えられる。誰かが記念日を足せば、みんなの画面にも反映される。更新履歴の画面もあるので「これ誰が入れたの?」もわかる。

スマホのホーム画面にも追加できるようにした(PWAという仕組みらしい、と一言だけ添えておく)。追加すればアプリのようにアイコンから一発で開ける。

記念日は3タイプに分けた

登録できる記念日は3タイプにした。

  • 誕生日・年齢: 誕生日までのカウントに加えて、いま何歳かも出す
  • 記念日: 結婚記念日のように毎年くりかえすもの。次の周年までを数える
  • カウントダウン: 旅行や入学式など、その日まであと何日かだけを見るもの

それぞれに絵文字を選べるようにして、一覧はいつも「近い日」順に並ぶ。7日以内に迫ったものは目立つように表示されるので、うっかり忘れの防止にもなる。当日には「🎉今日は誕生日!」と出る。ここは作っていて一番うれしかった部分だ。

一番の工夫は「1歳未満」の扱い

家族で使うツールなので、赤ちゃんの扱いには特に手をかけた。1歳未満の子は「何歳」ではなく「生後何日」で数える時期だ。だから1歳になるまでは生後日数を出して、さらにお七夜、お食い初め(100日)、毎月の「◯ヶ月」の日、ハーフバースデー(6ヶ月)、そして1歳の誕生日といった節目を自動で計算して、「次は◯◯まであと何日」と表示するようにした。

1歳を過ぎたら年齢表示に切り替わる。ここにも小さな工夫があって、数字をタップすると「年齢」と「生まれてから何日」を切り替えられる。「今日で生まれて1000日だね」みたいな会話ができるのが、地味に楽しい。生まれた日の表示をタップすると西暦と和暦が切り替わるのも、書類を書くときに何気なく便利だった。

月の計算は思ったより手ごわかった

作るうえで苦労したのは「◯ヶ月」の計算だ。月末生まれの子の「1ヶ月後」はいつなのか。1月31日生まれの1ヶ月後は2月31日が存在しない。開発を手伝ってもらっているAIと一緒に直したのだが、最初の作りでは特定の日付で日数がマイナスになるという不具合があり、短い月では月末に寄せて数えるように作り直した。日付の計算は、人間が普段なんとなくやっていることほどややこしい。

使ってみて

いまは家族の誕生日と記念日、先の楽しみな予定を入れて、ホーム画面から毎日のように開いている。「あと何日?」と聞かれたら画面を見せるだけ。数字がひとつ表示されるだけの画面なのに、家族の予定を眺める時間そのものがちょっと楽しみになった。

大がかりな機能はないけれど、「家族で使うとうれしい」細部を積むだけで、道具は自分の暮らしになじんでくれる。そういう手ごたえがあった一作だった。


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