私の記事は、検索結果の2ページ目で眠っていた
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検索の管理画面(Search Console)というものを、ときどき眺めています。 自分のサイトがどんな言葉で検索されて、何回表示されて、何回クリックされたかが分かる画面です。
眺めていて、妙なことに気づきました。 「表示はされているのに、クリックされない」記事が、やけに多いのです。
平均8〜20位の検索語を拾ってみました
拾い方はかんたんで、ある検索の言葉での期間中の平均順位が8〜20位で、表示はあるのにクリックが少ないもの、という条件で絞っただけです。順位でいうと、1ページ目の下のほうから2ページ目にかけての位置になります。
つまり、検索した人の画面には一応「表示」されています。 でも、そこまでスクロールして開いてもらえることは、あまり多くないはずです。
数字を見て、実感として腑に落ちました。 検索結果の2ページ目まで見に行く人は、そう多くないと言われます。
私自身、何かを検索して2ページ目まで見にいくことは、まずありません。 1ページ目の上のほうで答えが見つからなければ、検索の言葉を変えてしまいます。 自分がそうしているのだから、私の記事が2ページ目で眠っているのも当然でした。
検索された「質問」を、1つずつ読んでみました
なぜ2ページ目止まりなのか。 手がかりを探して、管理画面に出てくる検索の文言を1つずつ読んでいきました。
すると、質問の形をした検索が多いことに気づきました。 「AとBの違いは?」のような、聞きたいことがはっきりした言葉たちです。
そこで、その質問の目線で自分の記事を開き直してみました。 これが、なかなかこたえました。
比較表はあるのに、「答え」がありませんでした
たとえば「AとBの違いは?」と検索されている記事。 開いてみると、AとBを並べた比較表は、ちゃんとあります。
でも、「違いを一言でまとめた段落」が、どこにもありませんでした。 表を隅から隅まで読んで、違いを自分で読み取ってください、という作りになっていました。
質問された側が、答えを言わずに資料だけ渡しています。 そういう記事が、1本や2本ではありませんでした。
作っている側としては、表を載せた時点で「説明した気」になっていました。 でも検索してきた人が欲しいのは資料ではなく、質問への答えそのものでした。 これが順位やクリックにどこまで関係したのかは分かりません。ただ、質問への答えがすぐ見つからない作りだったので、まずそこを直すことにしました。
小細工ではなく、答えの段落を足すことにしました
直し方は、迷いませんでした。 順位を人工的に上げるような小細工は、やり方も知りませんし、やりたくもありません。
代わりに、検索された質問にそのまま答える段落を足すことにしました。 「AとBの違いは?」と聞かれている記事には、違いを一言でまとめた段落を置きます。 比較表はそのまま残して、表の手前に「まず答え」を書く、という形です。
やってみると、これは記事の手当てというより、接客の見直しに近いものでした。 聞かれたことに、まず正面から答えます。 文章でも当たり前のことを、私はできていませんでした。
効果は、数週間後の順位で確かめます
答えの段落を足したからといって、順位がすぐ動くわけではないらしいです。 検索の世界は反映がゆっくりで、結果が出るまで時間がかかります。
なので、効果は数週間後の順位で確認することにしました。 2ページ目で眠っていた記事たちが1ページ目に顔を出すのか、それとも動かないのか。
もし動かなければ、また管理画面を眺めて、別の見落としを探すだけです。 表示はされているので、まったく届いていないわけではなさそうです。
質問には、まず答える。 今回の教訓は、それに尽きます。
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