🚼 B型ベビーカー比較
おすわり以降に使う B形(B型)ベビーカーだけを抜き出して、リクライニング角度・重量・対象月齢・折りたたみサイズを各社公式情報で横並びにしました。A型・AB兼用も含む全体像は ベビーカー比較(全ブランド) をご覧ください。
📖 このページの使い方
ランキングではなく、B形の現行モデルを同じ項目で並べた一覧です。B形は「軽さ」と「深いリクライニング」がトレードオフになりやすいので、まずどちらを優先するかを決めてから表を見ると絞り込みやすくなります。
先に結論
- 国内主要ブランドのB形は、水平近くまでは倒れません。最も深いのは アップリカ マジカルエアー フリー AB の 151°
- 水平近くまで倒したいなら、輸入系の Fiego S1 PLUS が 95°〜175°(韓国ブランド・日本ではクーナセレクト取扱)。ただし7.5kg でこの表で最重量、SGマークの表記も確認できません(後述)
- とにかく軽く:エンドー CKバギーが 2.85kg(この表で最軽量・¥10,780。ただしリクライニングなし・2歳まで)。リクライニング付きの最軽量は マジカルエアー AI の 3.3kg(税込21,450円)
- とにかく安く:ネビオ セレフィットが 税込5,979円(4.8kg・リクライニング記載なし)。リクライニングありの最安は西松屋 バギーfanロングプラスG 税込7,698円(4.2kg)
- 4歳(22kg)まで使う:ヴィット/ヴィットAB/auto N second/リベル/YOYO³ 6+
- 完全に寝かせたいなら、B形ではなく170°まで倒せるA形が選択肢(後述)
- ⚠️ ピジョン ビングルは2026年内で生産終了(後述)
B形とは(A形との違い)
- B形(B型): SG基準では「おすわりができる時期から」。各社の表示は生後6か月または7か月から。軽量・コンパクトで、リクライニングは浅め
- A形(A型): SG基準では「生後1か月から」。背もたれが150°以上倒せることが条件のひとつ。そのぶん重くなりやすい → A型ベビーカー比較
- つまり150°を大きく超えて倒せる設計にした時点で、メーカーは普通それをA形として出します。これがB形にフルフラットが存在しにくい構造的な理由です
- 製品名に「AB」と付いていても使用開始時期の判断材料にはなりません(例:アップリカ ヴィットAB は公式表示が生後6か月〜=B形)
一覧表(最大リクライニングが深い順)
| モデル | 最大リクライニング | 重量 | 対象月齢(耐荷重) | 折畳W×D×H(cm) | 定価(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Fiego S1 PLUS フィーゴ(韓国) SGマーク表記なし |
95°〜175° ほぼ水平 |
7.5kg | 6ヶ月〜3歳程度(〜15kg) | 48×27×54 | ¥44,660 | この表で唯一ほぼ水平まで倒れるが最重量。EN1888・韓国KC認証で、SGマークの表記は確認できず。荷カゴ耐荷重2kg。2025年に日本上陸 |
| マジカルエアー フリー AB アップリカ |
121°〜151° 座席内角107°〜137° |
3.9kg | 7〜36ヶ月(〜15kg) | 45.8×33.3×94.7 | ¥35,750 | この表で最も深く倒せる。4輪フリーで真横にスライド、混雑した場所での取り回し重視 |
| マジカルエアー AI アップリカ |
118°〜146° 座席内角105°〜133° |
3.3kg | 7〜36ヶ月(〜15kg) | 44.0×32.2×93.2 | ¥21,450 | この表で最軽量かつ最安。軽さと角度のバランスが良い |
| ポキットプラス オールテレイン gb(サイベックスジャパン取扱) |
115°〜145° 無段階 |
5.6kg | 6ヶ月〜4歳頃(〜17kg) | 35.5×21×42 | 正規取扱店で確認 | たたむと自転車のカゴに入る超コンパクト。リクライニングが必要ならエアーでなくこちら |
| ヴィット(Viit) アップリカ |
117°〜144° 座席内角102°〜128° |
5.6kg | 7〜48ヶ月(〜22kg) | 52.1×31.0×62.8〜75.2 | ¥31,900 | 22kg対応で4歳頃まで。大径タイヤ・4輪サスペンション、たたむと高さが低い |
| ヴィット AB アップリカ |
116°〜143° 座席内角98°〜125° |
5.6kg | 6〜48ヶ月(〜22kg) | 52.1×31.0×62.8〜75.7 | ¥32,890 | ヴィットの生後6か月〜対応版。名前は「AB」だが公式表示はB形 |
| Acbee plus MA コンビ |
110°〜135° | 3.8kg | 7〜48ヶ月(〜18kg) | 46.7×33.7×95.5 | ¥35,200 | 軽量B形。28Lのマルチネットバスケットで荷物が入る |
| Acbee JM コンビ |
110°〜135° | 3.6kg | 7〜36ヶ月(〜15kg) | 46.7×33.7×95.5 | ¥29,700 | シートがまるごと洗える。plus より軽く価格も抑えめ |
| Bingle BB6 ピジョン/2026年内 生産終了 |
105°/135° 2段階 |
3.9kg | 6〜48ヶ月(〜18kg) | 50×33.5×92.5 | ¥36,850 | 18kg対応の軽量B形。無段階ではなく2段階の角度調節 |
| auto N second QC コンビ |
101°〜126° 無段階 |
5.9kg | 6〜48ヶ月(〜22kg) | 40×22〜34×55〜59 | ¥32,890 | 自動でたたまれて自立。A3サイズに収まる収納幅。角度は無段階で片手操作 |
| auto N second BQ コンビ |
101°〜126° 無段階 |
5.9kg | 6〜48ヶ月(〜22kg) | 40×22〜34×55〜59 | ¥31,900 | QC の前モデル。フロントガードは別売(QCは標準装備) |
| リベル(2026) サイベックス |
約100°〜125° 無段階 |
6.3kg | 6ヶ月〜4歳頃(〜22kg) | 32×20×48 | ¥29,975 | たたむと最小クラス。レッグレスト2段階、別売ベビーシートでトラベルシステム化 |
| YOYO³ 6+ ストッケ |
多段階 角度は非公表 |
6.2kg | 6ヶ月〜4歳頃(〜22kg) | 44×18×52 | ¥62,150 | 折畳時の奥行18cmが最小。0+シートに替えれば新生児期にも対応 |
| シンコンパクトベビーカー β 西松屋 SmartAngel |
角度非公表 | 4.8kg | 7〜48ヶ月(〜20kg) | 44.5×26×52.5 | ¥17,048 | B形で数少ない20kg・48ヶ月対応。西松屋PBで店頭でも買いやすい |
| バギーfanロングプラスG 西松屋 SmartAngel |
あり(角度非公表) | 4.2kg | 7〜36ヶ月(〜15kg) | — | ¥7,698 | リクライニングあり最安。UVカット幌・オールメッシュ・ハンドル高さ調整 |
| バタフライ 2 バガブー |
公式は「レイフラット」表記 角度は非公表 |
7.3kg | 0〜4歳頃(〜22kg) | 44.8×24.5×55.5 | ¥83,600 | 欧州基準の製品で新生児から対応=国内のB形の枠とは別軸。機内持ち込みサイズ |
| ベビーバギー MA-o JTC BABY |
公式に記載なし | 3.8kg | 7ヶ月〜3歳頃(〜15kg未満) | 29×22×104 | オープンプライス | 片手10秒折りたたみ・360°回転前輪。低価格帯のシンプルバギー |
| セレフィット(selefit) ネビオ |
公式に記載なし | 約4.8kg | 7〜36ヶ月(〜15kg) | 22×111×30 | ¥5,979 | この表で最安。棒状に細くたためる割り切りバギー |
| CarryCompact(キャリーコンパクト) ネビオ |
公式に記載なし | 7.4kg | 7〜36ヶ月(〜15kg) | 48×30×55 | ¥14,800 | アルミ合金フレームのコンパクト折りたたみ |
| スマリー ネビオ |
公式に記載なし | 約6.1kg | 12〜36ヶ月(〜15kg) | 41×33×56 | ¥19,800 | 対象が1歳からと遅め。セカンド特化 |
| ポキットエアー オールテレイン gb(サイベックスジャパン取扱) |
なし(背もたれ固定) | 4.6kg | 6ヶ月〜4歳頃(〜17kg) | 30×18×35 | 正規取扱店で確認 | 折りたたみの小ささはギネス認定の世界最小クラス(リベルよりさらに小さい)。倒せないので昼寝前提なら不向き |
| COOL KIDS CKバギー エンドー |
なし(固定式) | 2.85kg | 7〜24ヶ月 | 24×22×104 | ¥10,780 | この表で最軽量。ただしリクライニングなし・対象2歳までと割り切り仕様 |
価格は各社公式の税込希望小売価格(2026年7月時点)。Acbee シリーズのリクライニング角度はコンビ公式FAQの比較一覧表の値です。Fiego S1 PLUS は国内メーカーではなく、日本の取扱店(クーナセレクト)の掲載仕様に基づいています(同店ではセール価格で販売される場合があります)。掲載は主要ブランドの現行B形に限っており、すべてのB形を網羅したものではありません。JTC MA-o はメーカー希望小売価格がオープンプライスのため実売は販売店で確認してください。
⚠️ 角度の数字はメーカー間で単純比較できない
同じ「140°」でも各社で測り方が違います。表の数字を並べるときは、次の点に注意してください。
- アップリカは「座席外角」と「座席内角」を併記しています。たとえばヴィットの117°〜144°は外角で、内角では102°〜128°。他社の数字と比べるときは、どちらの基準か分からない場合があるという前提で見てください
- 調節方式が違う:コンビ auto N second とサイベックス リベルは無段階、ピジョン ビングルは105°/135°の2段階。「深く倒せる」だけでなく「途中で止められるか」も寝かせやすさに効きます
- 実際の寝心地は角度だけで決まりません。シートの奥行き・背面の硬さ・レッグレストの有無で、同じ角度でも姿勢は変わります
フルフラットになるB型はある?
国内主要ブランド(コンビ・アップリカ・ピジョン)のB形には、水平近くまで倒れるものはありません。最も深いマジカルエアー フリー AB でも151°で、そこから先はA形の領域です。理由は前述のとおり、150°以上倒せる設計にしたならメーカーは通常それをA形として出すためです。
ただし輸入系には例外があります。韓国ブランドの Fiego S1 PLUS(日本ではクーナセレクトが取扱・2025年上陸)は、使用開始が生後6か月〜のB型として売られながら、リクライニングは95°〜175°でほぼ水平になります。検討する場合は次の点を確認してください。
- 重量7.5kg:この表で最も重い。B形を選ぶ最大の理由が「軽さ」なら目的と逆方向になります(国内の3kg台と比べて倍以上)
- SGマークの表記が確認できない:販売ページの記載はヨーロッパのEN1888と韓国KC認証。ベビーカーのSGマークは任意認証なので「無いから違法」ではありませんが、国内のA形/B形の区分はSG基準に基づくものなので、同じ「B型」表記でも前提が異なります
- 耐荷重15kg・3歳程度まで:48か月・22kg対応の国内モデルより使用期間は短めの表示です
- 荷カゴの耐荷重は2kgまで。機内持ち込み・トラベルシステムには非対応
国内基準の製品で完全に寝かせたい場合の選択肢は、軽量なA形です。たとえばコンビ auto N first Ⅱ NC は 100°/135°/170°の3段階で、生後1か月〜36か月・6.8kg。Fiego S1 PLUS より軽く、しかもより深く倒せます。A形も含めた一覧は ベビーカー比較(全ブランド) にあります。
なお、バガブー バタフライ2 は公式が「レイフラットのリクライニング」と説明し、新生児から使えるとしています。ただしこれは欧州基準の製品で、日本のSG基準でいうB形(おすわり以降)とは前提が異なります。「B型なのにフラット」ではなく「区分の枠組みが違う製品」として見るのが正確です。
通販の検索結果には「B型・フルフラット170°」と書かれた製品も出てきますが、対象月齢の表示やSGマークの有無が確認できないものもあります。購入前に公式の仕様表で対象月齢・耐荷重・安全基準を確認してください。
重さで選ぶ
B形を選ぶ最大の理由が「軽さ」なら、3kg台と6kg台では持ち上げたときの負担がはっきり違います。駅の階段・改札・バスの乗降で1日に何度も持ち上げる生活かどうかが分かれ目です。
- 2kg台:CKバギー(2.85kg・リクライニングなし)
- 3kg台:マジカルエアー AI(3.3kg)/Acbee JM(3.6kg)/Acbee plus MA(3.8kg)/マジカルエアー フリー AB(3.9kg)/Bingle BB6(3.9kg)
- 4kg台:バギーfanロングプラスG(4.2kg)/ポキットエアー(4.6kg)/シンコンパクトβ(4.8kg)
- 5〜6kg台:ヴィット・ヴィットAB(5.6kg)/auto N second(5.9kg)/YOYO³ 6+(6.2kg)/リベル(6.3kg)
- 7kg台:バタフライ 2(7.3kg)/Fiego S1 PLUS(7.5kg)
ただし3kg台のモデルは耐荷重15kg・36か月までの表示が多く(この表では Acbee plus MA が3.8kgで18kg・48か月表示の例外)、軽さと長く使うことは両立しにくい場合があります。次のセクションと合わせて判断してください。
何歳まで使うかで選ぶ(耐荷重)
- 22kg・48か月表示:ヴィット/ヴィットAB/auto N second QC・BQ/リベル/YOYO³ 6+
- 18kg・48か月表示:Acbee plus MA/Bingle BB6
- 20kg・48か月表示:シンコンパクトベビーカー β(西松屋)/17kg・4歳頃表示:ポキットプラス・ポキットエアー(gb)
- 15kg・36か月(3歳程度)表示:マジカルエアー AI/マジカルエアー フリー AB/Acbee JM/Fiego S1 PLUS
「3歳を過ぎたけれど、まだ長距離では乗せたい」というケースでは18〜22kg対応が候補になります。年齢・体重の上限の考え方と、買い替え以外の選択肢(バギーボード・レンタル)は ベビーカーは何歳まで・何キロまで乗れる? にまとめています。
折りたたみサイズで選ぶ
車のトランク、玄関、電車での持ち運びなど、たたんだときの寸法が生活に効く場面は多くあります。
- 奥行が薄い:ポキットエアー(18cm・折畳30×18×35はこの表で最小)/YOYO³ 6+(18cm)/リベル(20cm)/ポキットプラス(21cm)/auto N second(22〜34cm)/バタフライ 2(24.5cm)
- 高さが低い:リベル(48cm)/YOYO³ 6+(52cm)/バタフライ 2(55.5cm)/auto N second(55〜59cm)/ヴィット(62.8〜75.2cm)
- 棒状に細くたたむタイプ:マジカルエアー系・Acbee系・Bingle は高さ92〜95cm前後で自立しやすい形状。トランクよりも玄関や部屋の隅に立てて置く使い方に向きます
機内持ち込みの可否は航空会社・機材ごとに規定が異なります。サイズが基準内でも持ち込めない場合があるため、利用する航空会社の規定を必ず確認してください。
⚠️ ピジョン ビングルは2026年内で生産終了
ピジョンは2026年5月14日、ベビーカーとバウンサーの生産・販売を終了すると発表しました。B形の Bingle も対象で、最終生産・出荷は2026年内、その後は在庫限りで順次販売終了となります。修理・部品などのアフターサービスは継続されるとされています。
公式リリースでは、原材料費の高騰や物流コストの上昇が続くなかで品質を保って安定的に供給し続けることが困難と判断した、と説明されています。出典:ピジョン公式リリース(PDF・2026年5月14日)
よくある質問
B型ベビーカーはいつから使えますか?
SG基準では「おすわりができる時期から」で、各社の表示は生後6か月または7か月からです。同じB形でも表示は製品ごとに違うため、購入前に対象月齢の表示を確認してください。
A型から買い替えるタイミングは?
おすわりが安定して、A型の重さが負担になってきた頃が目安です。ただしA型を手放すと、体調が悪いときに深く倒して休ませる使い方はできなくなります。2台持ちにするか、22kg対応のB形で長く使うかで判断が変わります。
無段階と段階式では、どちらが使いやすいですか?
寝てしまったときに好みの角度で止められるのは無段階(auto N second・リベル)です。一方で段階式は、決まった位置に確実に合わせやすいという利点があります。角度の深さとは別の観点として確認してください。
この表に載っていないB形もありますか?
あります。掲載は主要ブランドの現行モデルに絞っており、量販店限定モデルや2人乗りモデル(例:グレコ ルームフォーツー)は含めていません。
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